三条市須頃、川商第6ビルには、
があります。
今まさにスミレの花が見ごろで、可憐な紫色がビルの周りの道端を彩っています。
川商5、6ビルの敷地内の日常清掃をして下さっている方は、丁寧に仕事をされる方です。
草取りに関しては、夏の暑い日はもちろん、もう草の勢いが落ちきった寒い秋にも、きれいな仕上がりに驚く程です。
開花時期の終わったスミレの株をきれいに残して、他の雑草は抜く。
夏場のその作業を想像しただけでも、私にはとても出来ません。
手元のことにとらわれない、大局観のある方なんだろうと勝手に想像します。
谷川俊太郎さんの詩に、「未来へ」という詩があります。
「道端のこのスミレが今日咲くまでにどれだけの時が必要だったことだろう」
春の新生活、新しい環境に慣れなくて苦しんでいる方もいるかもしれません。
スミレの花も、今日きれいに咲くまでには、いろんな日を乗り越えました。
「誰もきみに未来を贈ることはできない」
どんな経験も、みんな、未来への種まきになります。
未来を信じて、自分を信じて。